①授業方針・テーマ ②習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標 ③授業計画・内容
④テキスト・参考書等 ⑤成績評価方法 ⑥特記事項
※非常勤講師
首都大学東京 | 応用数理情報概論 II | 科目種別 | 専門教育科目 | 単位数 | 2 | 指定科目 | ||
東京都立大学 | 暗号理論 | 科目種別 | 学部専門科目 | 単位数 | 2 | |||
担当教員 | 内山 成憲 | 前期 | 月曜日 | 4時限 |
①現代暗号理論への入門としてその基礎数理について講義する。
②インターネットを利用して安全に買い物等を行うためには、ほとんど意識せずに暗号を利用している。この講義では、公開鍵暗号の中でもRSA暗号を中心に、現代暗号理論の基礎的な数理について解説することを目的とする。
③第1回 イントロダクション及びガイダンス
第2回 現代暗号と情報セキュリティ概要
第3回 基本アルゴリズム
第4回 素数
第5回 擬素数
第6回 素因数分解問題
第7回 連立合同式
第8回 まとめ及び中間試験
第9回~10回 群論入門
第11回 特殊な素数
第12回~13回 素数判定と原始根
第14回 RSA暗号
第15回 まとめ及び期末試験
④・S.C. コウチーニョ著(林彬訳)「暗号の数学的基礎」シュプリンガー・ジャパン
・ヨハネス・A・ブーフマン著(林芳樹訳)「暗号理論入門」(原書第三版)シュプリンガー・ジャパン
⑤授業参加度(レポート含む)(30%)、中間試験(30%)と期末試験(40%)により評価する。原則として、合計4回欠席した場合は不合格とする。
⑥・教育実習やインターンシップで欠席する場合は必ず事前に教員まで申し出ること。
・第1回の講義の際に、全体の流れや成績評価方法等について詳しくガイダンスを行うので
履修予定者は出席することが望ましい。