数理科学コース授業概要>  平成24年度 数理科学コース 授業概要

授業科目


基礎教育科目

基礎ゼミナール

都市教養プログラム

数学の歴史
集合と論理的思考
計算の理論
現代的教養のための確率統計

理工系共通基礎科目

必修
微分積分I
線形代数I
微分積分II
線形代数II
集合と論理
微分積分III
線形代数III
解析入門Ia
解析入門Ib,c,d
解析入門IIa
解析入門IIb,c
確率統計
離散数学入門
応用数理情報概論I

理工系共通基礎科目

数理科学コース以外
基礎微分積分A
基礎微分積分B
基礎線形代数A
基礎線形代数B

専門教育科目

必修
線形代数I演習
微分積分I演習
線形代数II演習
微分積分II演習
集合と論理演習
線形代数III演習
微分積分III演習
解析入門I演習
解析入門II演習
位相空間論
位相空間論演習
代数学序論
代数学序論演習
幾何学序論
幾何学序論演習
数理科学特別研究

専門教育科目・選択必修

選択必修
数理科学総論
代数学A
幾何学A
解析学A
解析学B
応用数理情報概論II
計算の数理I
アルゴリズムA
アルゴリズムA演習
代数学B
幾何学B
解析学C
数学英語
応用数理情報概論III
情報システムA
情報システムA演習
画像の数理
計算の数理II
アルゴリズムB
アルゴリズムB演習
情報システムB
代数学特別講義I
代数学特別講義II
代数学特別講義III
幾何学特別講義I
幾何学特別講義II
幾何学特別講義III
解析学特別講義I
解析学特別講義II
解析学特別講義III

教職科目

数学科教育法
情報科教育法I
情報科教育法II

①授業方針・テーマ ②習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標 ③授業計画・内容
④テキスト・参考書等 ⑤成績評価方法 ⑥特記事項
※非常勤講師


首都大学東京 代数学A 科目種別 専門教育科目 単位数 2
東京都立大学 代数学A 科目種別 学部専門科目 単位数 2
担当教員 小林 正典 前期 木曜日 2時限

①群論の基礎について講義する.対称性を記述する群論は分野を問わず必須の知識である.

②群論の基礎事項,具体的には以下の基本的な概念・性質・計算方法を習得する.
(1) 群の定義と例 (2) 群の作用 (3) 準同型定理 (4) 群の構造

③講義予定:
第1回 授業の目的と概要,対称性
第2回 群の定義,部分群
第3回 生成元・巡回群
第4回 対称群,線形群
第5回 群の作用,ラグランジュの定理
第6回 正規部分群,剰余群
第7回 準同型,準同型定理
第8回 まとめ・演習
第9回 生成元と関係式
第10回 直積・半直積,中国式剰余定理
第11回 軌道・固定点定理
第12回 シローの定理
第13回~第14回 交換子群,単純群,補足
第15回 試験・解説

④参考書:
「代数入門―環と加群―」堀田良之著,裳華房,1987.
「対称性からの群論入門」M.A.アームストロング著,佐藤信哉訳,シュプリンガー・ジャパン,2007.      

「線形代数と正多面体」小林正典著,朝倉書店,2012


⑤期末試験60%,授業参加度・レポート40%

⑥数理科学コースでは必修科目と同様に重要であるから履修することが望ましい.